子供時代の浣腸思い出小説

幼少期や未成年などの子供の頃、自宅や学校、病院でイチジク浣腸をされたエピソード小説です。小説の中では浣腸は便秘治療だけでなく、おしおきやしつけにも使われています。

薬局

私が中学生のときのことです。宿題をやってくるのを忘れた私は「お腹が痛い」と嘘をつき、午後の授業を早退しました。
するとその帰り道、なぜか母が迎えにやって来ました。
「学校の先生から電話があったのよ、お腹が痛いんですってね」
「…」私は、何か嫌な予感がしました。
「今すぐ病院へ行きましょう」
「家で休めばよくなるわ」
「いいえ、いけませんよ。それなら、お薬をもらいに行きましょうね」
母はそう言い、私を薬局へと連れていきました。

その薬局は古くからやっていて、おばさん一人で切り盛りしています。
「いらっしゃい。どうなさったの?」
「この子が、お腹が痛いみたいで。病院にも行きたがらないのですが…」
「もう、大丈夫ですから」私は、うつむきながら答えます。
「それは大変ね。じゃあ…お薬の前に、具合を調べてみましょうか?」
「ええ、お願いします」
薬局のおばさんと母は、無言で目で会話をしているように私には見えました。
「じゃあ、ちょっとこっちへ来てね」
おばさんは、私を裏の和室へと促します。私は目をしばしばさせながら、ついていきます。

和室には、白いシーツが敷かれていました。
「さぁ、一寸そこへ四つん這いになってね」おばさんが、にっこりと言います。私はいやいやをします。
「一寸具合を調べなければ何の病気かわからないのよ、さっさとなさい」母が毅然と私に言いました。
私は観念し、シーツの上に四つん這いになりました。すかさず、手早くおばさんの手でショーツが降ろされます。

「じゃあ、まずは体温を測りましょうね」そういうと、おばさんは私のお尻にワセリンを塗り込み、直腸体温計をすっと入れます。
「何か変な病気でなければいいのですが…」
「ええ、本当に」
おばさんと母のしらじらしい会話が、お尻の後ろから聞こえます。

しばらくして、体温計が抜かれました。
「36.9度。微熱ですね」
「じやあ、どうしましょう」
「ちょっとおしりにカンチョーしておいて、便を出して様子を見ましょう」
おばさんは、こともなげに言います。
「お通じは、昨日も今日もありましたから」
私がこたえると、おばさんは笑います。
「お通じがあっても、女の子が具合が悪い時はカンチョーされるのよ」
そういうと、おばさんは和室を出ていきました。私は、お尻を出したまま待たされます。
「おかあちゃま、私、具合は治ったわ」私は必死に懇願します。
「子どもの体調は変わりやすいのよ。一寸カンチョーしてもらいましょうね」
母は、涼しい顔で私に言います。

おばさんが、イチジク浣腸の箱と脱脂綿を持って和室に入ってきました。
私の目の前でわざとらしくイチジク浣腸の箱をあけ、ビニールを破ります。
「おたくのお嬢さん、カンチョーは?」
「ええ、ときどき。家だといやがって大変ですの」
「そうでしょうね」
おばさんと母は笑います。私は、みじめで仕方ありません。

「はい、それじゃあおしりにカンチョーしましょうね。力をぬいて、一寸らくうにね」
私は涙をこらえ、ずっとうつむいています。
おばさんがイチジク浣腸のキャップをあけ、私のお尻に差し込みます。
注入の後、脱脂綿でお尻を抑えられます。
「カンチョー出しておきますから、今日みたいにお腹が痛い時でも、そうでなくても時々してあげてください。女の子にてきめんのお薬ですから」
「ええ、わかりました」
おばさんと母の会話もうらめしく、私はがまんさせられ、しばらくしてようやくトイレに行かしてもらえたのでした。
その後はいうまでもなく、しばらくは母からのカンチョーの洗礼を受ける日々が続きました。
かわいそうにその薬局の前を通ると、私と同じ憂き目に遭っている女学生をしばしば見かけました。