子供時代の浣腸思い出小説

幼少期や未成年などの子供の頃、自宅や学校、病院でイチジク浣腸をされたエピソード小説です。小説の中では浣腸は便秘治療だけでなく、おしおきやしつけにも使われています。

浣腸という名の躾

私が子どものころ、イチジク浣腸は当たり前に家庭で使われていました。便秘治療だけでなく、おしおきにも……。

親同士が集まると、よくこんな話題になります。「うちの子また悪いことしたから、帰ったらカンチョーしないと」「うちもおとといしたわよ、カンチョー」「浣腸なんてなんでもないものね、するほうにとっては」「子どもにはたまらないでしょうけどね」「うちもイチジク浣腸切らしそうだから、買わなくちゃ」……こんな会話が行われていました。

そして小さい子どもがいる家からは、「ごめんなさい、もうしません。カンチョーしないでください」「いけません。カンチョーでしっかり反省なさい」という声や、「いい子にするからお願い、カンチョーだけはゆるして!」「だめですよ、浣腸しますからお尻だしましょうね」という声、出先でも「悪いことしたから、今日はおうちでカンチョーだからね」「カンチョーいやだぁー!」という、子どもたちの阿鼻叫喚が聞こえてくるのでした。

浣腸は、きかんぼうの子どもたちのしつけとしても使われていたのです。